受信トレイプレビュー
メールを開く前に相手に見えるのは、一覧の1行だけです。誰から来たか、件名、灰色の数語。あなたの文面を入力して、七つの受信トレイのレイアウトがそれをどう表示し、どこで切るかを確かめてください。
件名の後ろや下に表示される灰色の文字です。空欄にすると、プレビューテキストのないメッセージが受信トレイでどう見えるかを確認できます。
メールの最初に見えるテキストを上から順に入力します。「ブラウザで表示」のリンクや画像の説明も含みます。プレビューテキストがない、または短すぎる場合、メールソフトはこれを使います。
プレビューは入力に合わせてブラウザが描画します。ここに入力した内容は当サイトに送信されず、保存もされません。
受信トレイでの表示
受信トレイの7種類の行を一般的な幅でHTMLで再現し、未読メッセージとして表示しています。あくまで近似です。実際に切れる位置は、ウィンドウの幅、表示密度の設定、文字サイズ、端末にインストールされたフォントによって変わります。文字数はこの再現から測っています。
確認するポイント
貼り付ける非表示のプリヘッダー
このブロックを<body>の中の先頭、ほかのどのテキストよりも前に置いてください。このdivは開いたメッセージでは見えませんが、HTMLの最初のテキストなので受信トレイの一覧では読み取られます。文の後に続く長い‌ の連なりが埋め草です。幅ゼロの文字と空白文字でプレビュー欄の残りを埋めるので、メールソフトが「このメールをブラウザで表示」やメニューのリンクを付け足す余地がなくなります。
受信トレイの1行を作る三つの要素
受信トレイは行の一覧で、どの行もメッセージの同じ三つの要素から作られます。
- 差出人名
Fromヘッダーの表示名で、アドレスの前の部分です:From: Harbor Books <orders@harborbooks.example>。たいてい先頭か太字で表示され、知っている相手かどうかを判断する手がかりになります。- 件名
Subjectヘッダーです。どのレイアウトでも1行で、収まらなくなると省略記号で切られます。- プレビューテキスト
- これはヘッダーではありません。メールソフトがメッセージ本文の冒頭を読み、最初に見つけた言葉を表示します。マーケターが意図的にそこへ一文を置くとき、それをプリヘッダーと呼びます。
最初の二つは直接決められます。三つ目は、HTMLの最初のテキストを何にするかで間接的に決めるしかありません。
切れる位置を決めるのは文字数ではなく幅
件名は50文字以内に、と読んだことがあるかもしれません。それは目安にすぎません。文字数を数えるメールソフトはないからです。どのソフトも件名に一定の幅の枠を与え、はみ出した分を切ります。細い文字の並びは、大文字の並びより多く収まります。「illicit little fib」は「WWW MMM SUMMER」よりも画面上ではるかに短く、それでいて文字数はほぼ同じです。
このページも同じ仕組みで動きます。各見本は典型的な幅の実際のHTMLレイアウトで、そのソフトが指定するフォントを使い、ブラウザがソフトと同じようにテキストを切ります。その後スクリプトが、あなたの文字が何文字残ったかを計測します。数値は「おおよそ」として受け取ってください。読み手のフォントサイズが大きかったり、ウィンドウが狭かったり、端末にそのフォントがなかったりするからです。
| レイアウト | 行の作り |
|---|---|
| PCブラウザのGmailとYahoo Mail | 1行です。差出人用の固定幅の列のあと、件名とプレビューが残りの幅を分け合うので、長い件名はプレビューを押し出します。 |
| PCのOutlook、MacのApple Mail | 閲覧ウィンドウの横の狭い一覧列です。差出人、件名、プレビューがそれぞれ1行ずつ。Apple Mailはプレビューに2行を割り当てます。 |
| スマホのGmailとOutlook | 丸い頭文字アイコンの横に、1行ずつ3行が積み重なります。 |
| iPhoneのApple Mail | 差出人、件名、そして初期設定では2行のプレビュー。読み手はなしから5行まで設定できます。 |
プレビューテキストを設定し、埋める
プレビューテキストを選ぶには、その一文を本文の最初のテキストにし、開いたメッセージでは見えないようにします。このページが生成するブロックは、場所を取らず色も見えないdivでそれを行います。
落とし穴があります。一文が60文字で、ソフトに110文字分の余裕があると、ソフトは読み進めて次に来るものを付け足します。「ブラウザでこのメールを見る」、ロゴの代替テキスト、「ホーム | ショップ | お問い合わせ」などです。これを止めるには、一文のあとに、プレビュー内で場所を取るのに何も描画しない文字、つまりゼロ幅非接合子とノーブレークスペースを長く繰り返して続けます(‌ )。ソフトはプレビュー領域をそれで埋めて止まります。
メールソフトはプレビューの作り方を予告なく変えますし、空白文字をまとめてしまうものもあります。大量に送る前に、自分宛てにテストを送り、スマホで確認してください。
指摘の根拠
見本の下の一覧は、入力された内容を簡単に計測した結果です。
- 件名と差出人名の切れる位置:見本の描画から取り、最も短いスマホのレイアウトの結果を示します。
- プレビューテキスト:ない、件名の繰り返しになっている(書き出しが同じ、または80%以上が同じ単語)、あるいは領域より短く本文のテキストが後に続いてしまう。
- 形式:大文字が70%を超える、感嘆符が二つ以上、絵文字の数、返信でないメッセージの「Re:」や「Fwd:」。
- 迷惑メールにありがちな語句:英語の短いリスト(「free」「act now」「guaranteed」…)で、参考情報として表示します。
このどれも、メッセージがどこに届くかを決めはしません。メールボックスのプロバイダーが主に見るのは送信者、つまりドメインがSPF、DKIM、DMARCに通るか、受信者がそのドメインのメールを以前どう扱ったかです。その面はメール認証チェックで確認できます。言葉が効いてくるのは配信のあと、人がメッセージを開くかどうかを決めるときです。
よくある質問
メールの件名はどのくらいの長さにすべきですか?
スマホでは、文字とメールソフトによって件名のおよそ30〜45文字が表示されます。メッセージを特定する言葉はその範囲に入れてください。残りがPCの読み手に見えれば十分な補足であれば、長めの件名でも問題ありません。
メールのプリヘッダーテキストとは何ですか?
受信トレイの一覧で件名の後ろか下に表示される一文です。メッセージ本文の最初のテキストで、たいていはCSSで開いたメールからは隠し、一覧にだけ表示されるようにします。
受信トレイに「View this email in your browser」と表示されるのはなぜですか?
そのリンクがHTMLの最初のテキストで、その前にプレビューテキストがないからです。本文の最初の要素として隠しプリヘッダーを加え、ソフトがリンクまで読み進めないように埋めてください。
Gmailはプレビューテキストを何文字表示しますか?
決まった数はありません。PCブラウザのGmailは件名とプレビューを1行に並べるので、プレビューに残るのは件名が残した分だけで、ゼロから100文字以上まで変わります。スマホでは1行がまるごと使え、およそ35〜45文字です。
プリヘッダーの‌ は何をしていますか?
何も描画しない詰め物です。ゼロ幅非接合子とノーブレークスペースを、プレビューの一文のあとに何度も繰り返すと、プレビュー領域の残りを使い切り、メッセージのほかのテキストが付け足されなくなります。
絵文字や「free」のような語句でメールが迷惑メール扱いになりますか?
それだけでそうなることはまれです。フィルターは語彙よりも、送信者の認証と評判をはるかに重く見ます。ただ、大文字や感嘆符や売り込みの言葉を詰め込んだ件名は、読む人にとっては迷惑メールに見えます。それだけでも控えめにする理由としては十分です。