ポート開放チェック
ポートを選ぶと、当サーバーがあなたのアクセス元のアドレスでそのポートへの接続を試みます。ポートが開いているか、閉じているか、応答がないかがわかり、それぞれの答えがルーターについて何を示しているかもわかります。
1つのアドレスには65,535の扉がある
インターネット回線には公開アドレスが1つあり、建物の住所のようなものです。ポートはその建物にある番号付きの扉です。接続を受けたいプログラムは、扉の1つの後ろに立って待っています。ウェブサーバーは443、Minecraftのサーバーは25565、Windowsのリモートデスクトップは3389の後ろで待ちます。
家庭では、建物に門番がいます。それがルーターです。自分から始めた接続は外に出て、その返事は設定なしで中に戻ってきます。外から始まる接続は話が別です。ルーターはそれがどの機器宛てなのかわからないので、捨ててしまいます。この初期状態のおかげで、家庭のネットワークは攻撃されにくくなっています。そして、あなたのパソコンで動いているゲームサーバーに友達が入れないのも、このためです。
ポート転送(ポート開放)は、門番への恒久的な指示です。「25565番の扉に届いたものは、すべて192.168.1.20のパソコンへ」といった具合です。このページは外からノックして、その指示が機能しているかを教えます。
考えられる3つの答え
TCPの接続を1回試み、何が返ってくるかを見ます。接続を通じて何かを送ることはなく、すぐに閉じます。
| 結果 | 通信で起きたこと | 意味 |
|---|---|---|
| 開いている | 接続が受け入れられました。 | プログラムが待ち受けていて、途中のファイアウォールもすべて通信を通しています。 |
| 閉じている | 数ミリ秒で拒否が返ってきました。 | 経路は通っていますが、扉の後ろにプログラムがいません。プログラムを起動するか、ポート番号を直してください。 |
| 応答なし | 4秒間の沈黙。 | ファイアウォールかルーターが接続の試みを捨てました。誰も開けていないポートなら、これがふつうの安全な状態です。 |
ポート転送がうまくいかないとき、「閉じている」と「応答なし」の違いがいちばんの手がかりです。拒否が返ってくるなら、ルーターが接続を通したことの証明なので、残っている問題は機器の側にあります。沈黙なら、ルーターの設定か、プロバイダーが疑わしいです。
自分のアドレスしかテストできない理由
このページにはアドレスの入力欄がありません。テストの対象はいつも、リクエストを送ってきたアドレスで、1回に1つのポートだけです。
機械のポートを試すことは、ほとんどの不正侵入の第一歩です。だからこそ、ほぼすべてのホスティング契約は自分が管理していないアドレスのスキャンを禁じており、国によっては違法です。頼まれればどのアドレスでもスキャンする公開ページがあれば、誰でも当サーバーの陰に隠れてその一歩を踏み出せてしまいます。自分の扉を確かめるのは問題ありません。鍵はすでにあなたが持っているのですから。
VPNや会社のプロキシが有効になっていると、「あなたのアドレス」はVPNサーバーのアドレスになります。家庭のポート転送をテストする前に、オフにしてください。
ポートが応答しないままのとき
外側から内側へ、次の順に確認してください。
- プロバイダーでの共有アドレス。ルーターの状態表示ページを開き、WAN側のアドレスを読みます。それが上に表示されたアドレスと違う場合、または
100.64から100.127、10.、192.168.で始まる場合、プロバイダーが多くの契約者を1つのアドレスの後ろにまとめています(キャリアグレードNAT)。ルーターのどんな設定も役に立ちません。公開アドレスを申し込むか、IPv6やトンネルサービスを使ってください。 - 転送ルール。外部ポート、内部ポート、プロトコルはTCP、そして正しい機器のローカルアドレス。その機器には固定のローカルアドレスを割り当ててください。そうしないと、次の再起動のあとでルールが何も指さなくなります。
- ルーターが2台連なっている。プロバイダーの機器が自分のルーターの前にあるなら、両方でポート転送を設定するか、1台目をブリッジモードにする必要があります。
- 機器のファイアウォール。Windows、macOS、ほとんどのLinuxは、プログラムを許可するまで外からの接続をブロックします。
- プログラム。起動していて、そのポートで、
127.0.0.1だけではなくすべてのインターフェース(0.0.0.0)で待ち受けている必要があります。
プロバイダーによっては、家庭向けの契約者全員に対していくつかのポートをブロックしています。多いのは25(メール)、80、445です。1つのポートだけ応答がなく、隣のポートは開くなら、おそらくそれが原因です。
開いたポートには訪問者が来る
自動スキャナーはIPv4のインターネット全体を1日に何度も調べています。新しく開いたポートは数時間で見つかり、すぐにパスワードの推測が始まります。使うものだけを開け、その後ろのプログラムは最新に保ってください。データベース、Windowsのファイル共有(445)、Telnet(23)、リモートデスクトップ(3389)は決して直接公開しないでください。それらにはVPN経由でつなぎます。
このページがテストするのはTCPだけです。WireGuardやほとんどのボイスチャットのようなUDPのサービスは外から確認できません。何も答えない開いたUDPポートは、閉じたポートとまったく同じに見えるからです。
よくある質問
ポート転送が機能しているかどうか、どうすればわかりますか?
接続を受けるはずのプログラムを起動してから、ここでそのポートをテストしてください。「開いている」なら、転送は端から端まで機能しています。「閉じている」なら、ルーターは正しく転送していますが、プログラムが待ち受けていません。「応答なし」なら、ルーターかファイアウォールがまだ通信を捨てています。
サーバーは動いているのに、ポートが閉じていると表示されるのはなぜですか?
よくある原因は、プログラムが127.0.0.1だけで待ち受けている、設定のポート番号が違う、機器のファイアウォール、またはVPNのせいでテストが別のアドレスに向かっている、のいずれかです。サーバーと同じネットワークから、VPNを切ってテストしてください。
ほかのIPアドレスやウェブサイトのポートを確認できますか?
いいえ。このページがテストするのは、あなたが接続しているアドレスだけです。管理していない機械をスキャンするのは迷惑行為なので、アドレスの入力欄はありません。公開ウェブサイトが応答するかを見るには、サイトが落ちているか確認を使ってください。
ポートが開いているのは危険ですか?
ポートの安全性は、その後ろにあるプログラム次第です。パッチを当てたウェブサーバーが443で待つのは問題ありません。リモートデスクトップ、データベース、初期パスワードのままのカメラは、すぐに見つかって攻撃されます。使わないものは閉じてください。
キャリアグレードNATとは何ですか?なぜポート転送を妨げるのですか?
プロバイダーが1つの公開アドレスを多くの契約者で共有しているため、外からの接続はプロバイダーの設備で止まり、あなたのルーターまで届きません。ルーターのWAN側のアドレスが公開アドレスと違うことで見分けられます。これを回避できるのは、プロバイダー、IPv6、トンネルサービスだけです。
UDPのポートもテストできますか?
いいえ。UDPには接続のハンドシェイクがないので、応答のないポートは開いているかもしれないし、閉じているかもしれません。UDPのサービスは、別のネットワーク(たとえばモバイルデータ通信のスマートフォン)から、そのサービス自身のクライアントでテストしてください。