サイト鮮度チェック
サイトの更新履歴を読む人はいませんが、2021年のままのフッターには誰でも気づきます。このチェックはトップページにある日付入りの細部を集め、重み付けをして、全体の印象をAからFで評価します。
訪問者は読む前にサイトの古さを見抜く
去年の春に終わったセールのポスターが貼られたままのショーウィンドウを想像してください。店は営業していて、きちんと運営されているかもしれません。それでも、あのポスターを見ると不安になります。ウェブサイトも、小さな細部で同じ信号を出しています。フッターの年、最新ニュースの日付、とうの昔に終わったSNSのアイコンなどです。
失われるのは、ページのほかのすべてへの信頼です。最後のお知らせが3年前なら、営業時間はまだ正しいのか。価格表は最新なのか。問い合わせフォームに誰か返事をするのか。訪問者には知りようがなく、尋ねるより立ち去る人がたくさんいます。
各信号とその減点
当サーバーは、トップページ、そこで宣言されたRSSまたはAtomフィード(WordPressなら /feed/)、そして「News」「Blog」「Press」「Newsroom」「Articles」とちょうど同じ名前のリンク先のページを一つダウンロードします。見つかったものごとにカウンターが動きます。
| 見つかったもの | 点数 |
|---|---|
| 著作権表示の年が今年より古い | 1年遅れで−1、2〜3年で−2、4年以上で−3。1月と2月は、前年の日付なら注意だけにとどめます。 |
最新の活動の痕跡(表示された日付、<time> タグ、dateModified、フィード、ニュースページ) | 3か月以内で+1、1年以内で−1、2年以内で−2、それ以上で−3 |
| 2週間以上前の日付が、「upcoming」「register」「tickets」「save the date」の近くにある | −1、複数あれば−2 |
| 将来の日付が告知されている | +1 |
Flashコンテンツ(.swf) | −2 |
| COVIDやロックダウンのお知らせ、「工事中」や「近日公開」 | それぞれ−1 |
| Google+、Vine、Myspace、StumbleUpon、Deliciousへのリンク | −1 |
1.12より古いjQuery、G- IDのない UA- のGoogleアナリティクスID、generator タグにある3年以上前のWordPressバージョン | それぞれ−1 |
1年以上前の Last-Modified ヘッダー | −1 |
Twitterの鳥のアイコンは言及するだけで減点しません。スクリプトで書かれた年(ソースに getFullYear())は今年とみなします。
点数から評価へ
減点は積み上がります。よい兆候はいくつあっても最大1点しか打ち消せず、合計がゼロを超えることはありません。
| 合計 | 評価 |
|---|---|
| 0 | A |
| −1 | B |
| −2または−3 | C |
| −4または−5 | D |
| −6以下 | F |
見つかったものは、影響の大きい順に並びます。本文中で見つかったものは、きっかけになった箇所を引用するので、本当の消し忘れか誤検知かを見分けられます。手がかりがほとんどないページなら、評価の横にそう書かれます。
数分でできる修正
- フッターの年。ページに計算させましょう。PHPなら
© <?= date('Y') ?>。JavaScriptならel.textContent = new Date().getFullYear()。年をまったく書かないのも同じく正しい選択です。 - 終わったイベント。CMSですべてのイベントに終了日を設定して自動でトップページから消えるようにするか、古いものをアーカイブに移してください。
- 静かなニュース欄。年に2回しか更新しないなら、「最新ニュース」の一覧をトップページから外し、一覧の日付を隠してください。日付の見えないブログは古くなりません。
- 古いお知らせ。パンデミックのバナーや、結局公開されなかった「近日公開」の欄を削除してください。
- 廃止されたツール。ユニバーサルアナリティクスは2023年7月にデータ収集を終えたので、
UA-のコードを削除してください。終了したSNSのアイコンも削除します。WordPressや古いスクリプトライブラリを更新してください。これはセキュリティのためにもやっておくべきことです。
このチェックが読むのは最大3つのアドレスで、スクリプトは実行しないので、JavaScriptで読み込まれる内容は見落とします。月名を認識できるのは英語を含む限られた言語だけで、数字の日付は 2025-03-12 の形式しか認識しません。「1998年5月3日創業」のような歴史的な日付を公開日と取り違えることがあります。評価はページが与える印象を表すもので、背後にある組織の質を表すものではありません。
よくある質問
ウェブサイトのフッターに著作権表示の年は必要?
いいえ。ほとんどの国では、著作権は表示の有無にかかわらず作品が作られた瞬間から存在します。年のない表示でも、表示がまったくなくても問題ありません。年を残すなら、自動で更新されるようにしてください。
著作権表示の年を自動で更新するには?
サーバー側で出力するか(PHPなら date('Y')、Twigなら {{ "now"|date("Y") }})、new Date().getFullYear() をフッターに書き込む短いスクリプトを使います。多くのサイトビルダーやWordPressテーマにも「今年」のプレースホルダーがあります。
古いコンテンツはSEOに悪影響がある?
古さそのものが順位を下げるわけではありません。検索エンジンが新しいページを優先するのは、ニュースや価格のように鮮度が重要な検索だけです。間接的な影響のほうが大きいです。ページを疑った訪問者はすぐに立ち去り、リンクもあまり張りません。
ウェブサイトはどれくらいの頻度で更新すべき?
決まったペースはありません。変わらない事実のページなら、何年も手を付けなくてかまいません。大事なのは、すでに過ぎた日付を約束するものが何も載っていないことです。営業時間、価格、スタッフの名前、お知らせを年に数回見直してください。
先週公開した記事をチェックが見落とすのはなぜ?
チェックに見えるのは、サーバーが送るHTMLにある日付だけです。記事がスクリプトで読み込まれ、日付が表示されず、RSSフィードもなく、「News」や「Blog」以外の名前のリンクの先にあると、チェックには読むものがありません。